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商談議事録からネクストアクションを自動抽出するプロンプト設計(営業向け)
2026年6月25日·約4分で読めます
商談直後にメモを書き殴ったあと、次のアクションを整理し直す時間が取れず、案件のフォローが遅れる――。営業の現場で頻発する問題です。AI に議事録を投げて「ネクストアクションと顧客課題を構造化して出す」運用にすると、商談単位の生産性が一段上がります。
議事録から抽出すべき情報
商談メモから本当に必要な情報は次の 5 つです。
- 顧客課題: 顧客が口にしたペイン・KPI・現状不満
- 意思決定要素: 予算/タイミング/決裁者/選定基準(BANT)
- 競合状況: 比較対象、現契約、過去経緯
- ネクストアクション: 営業側 ToDo、顧客側 ToDo、期限
- リスク・懸念: 失注しそうな兆候、ボトルネック
これを言語化せず雑メモのままにすると、引き継ぎ・週次レビュー・受失注分析すべてに穴が空きます。
基本プロンプト構造
あなたはトップセールスのコーチです。以下の商談議事録から、
5 つの観点で情報を抽出して JSON で出力してください。
# ルール
- 議事録に書かれていることのみを根拠とする(推測禁止)
- 該当が無い項目は空配列にする
- ネクストアクションには owner(社/顧客)と due(明示期限が無ければ「未確定」)を必ず付ける
# 議事録
{{minutes_text}}
# 出力(JSON)
{
"pains": ["..."],
"bant": { "budget": "", "authority": "", "need": "", "timing": "" },
"competition": ["..."],
"next_actions": [{"owner": "us|customer", "due": "", "action": ""}],
"risks": ["..."]
}
ポイントは「推測禁止」を明示すること。AI は「商談相手の役職から決裁者を推測」するなど勝手に肉付けする傾向があるので、まず止めます。
業種別カスタマイズ
SaaS 営業
- 「現在利用中ツール」「契約形態」「移行容易性」を追加項目に
- ネクストアクションは「PoC 提案」「導入事例送付」など SaaS 特有のテンプレ化が可能
不動産・ハウスメーカー
- 「家族構成」「ライフイベント」「借入予定」を追加
- BANT は「予算/購入時期/エリア/間取り」に置き換えると刺さる
人材紹介
- 「志望軸」「現職での不満」「家庭事情」を追加
- ネクストアクションは「JD 送付」「面接調整」が定型
業種別の項目セットは、PrompTune の 営業向けテンプレート集 に部署別パターンを揃えています。
抽出精度を上げるコンテキスト設計
抽出精度を高めるには、議事録だけでなく 過去の商談履歴と顧客プロフィール をコンテキストとして付けるのが効果的です。
- 過去 3 回の商談サマリ → 「論点が変わったか」を AI が検出できる
- 顧客の業界・規模・主要 KPI → 抽出時のペイン推定が深くなる
- 自社の標準商品ラインナップ → ネクストアクションの提案精度が上がる
PrompTune の コンテキスト診断 を使うと、与える背景情報が AI にとって十分か、ノイズが多すぎないかを 5 軸で評価できます。営業現場のテンプレ運用には 営業テンプレート集 もぜひ。